元々はSONY信者でした。iPodでSONY離れをしてしまいましたが、それまではSONYが大好きでいろいろと愛用していました。
特に音に関しては、”SONYサウンド”に耳が慣れてしまっていたせいか、BOSEとかJBLのサウンドに馴染めないという時もありました。今も実家をあされば、カセットテープとかウォークマンとかヘッドフォンとかMDとかビデオデッキとかPSPとかいろいろ出てきます。
しかしそれにしてもSONYはカッコよかった。
それこそカセットテープとかは、音の違いもよくわからないのでTDKとかmaxellとかでも良かったのですが(安売りしている時にはそっちをまとめ買いするコトもある)、やっぱりSONYでした。SONYのマーケティング恐るべし。完全に信者でした。
そしてパソコンはずっとVAIOでした。
❶PCG-SRX3E
❷VGN-TZ90HS
❸PCG-V505S/PB
❹VGN-FS51B
初めて買ったパソコンはIBMのデスクトップでしたが、2台目以降はずっとVAIOで❸→❹→❶→❷の順番でした。PCのスペックよりもビジュアル優先の自分としては当時の選択肢はVAIO一択。奥田民生が何かの雑誌で私物のVAIOを掲載していましたが、ステッカーがバンバン貼ってあって、それにもやられてしまいました。
個人的には❶のVAIOが好きでした。モバイルサイズなので使いもしないのにいつもカバンに入れて、いろいろな場所でドヤってました。ちなみに上の写真で一部黒くなっているところは、民生に憧れてステッカーを貼ったのですが途中で気に入らなくなり思わず剥がしたら、一緒に塗装もハゲてしまったという図です。
ずっと欲しくて結局一度も手にできなかったのは名機”C1”シリーズ。いかんせん高額で当時は買えませんでした。ですがこれなら今でもスタバでドヤリングできますね。って、いうくらい。
PC本体の横に外部カメラがくっついているヤツ(VAIO PCG-GT1)とかヘンテコりんだけど勢いを感じるSONY魂が大変好きでした。
よくいわれる「VHS vs ベータ」「MP3 vs ATRAC」「SDカード vs メモリースティック」などなど、他社製品との互換が取りにくく困っていた方も多かったと思います。SONY規格の業界標準を目指していたのだと思いますが、あまりユーザーには優しくなかったのか、どうか。
と言うタイミングで私はAppleに乗り替わってしまったのであります。そしてiPodへのリッピング作業はVAIOでやっていたという。
最近はゲームをはじめ、ソフト関連で調子が良いようですが、ハードがファンだった自分としては少し寂しいですね。
ところで昔の都市伝説なんだか、消費トレンドとかで「SONY好きはHONDA好き」「Panasonic好きはTOYATA好き」って言うのがありませんでしたか?まさしく私は「SONY好きのHONDA好き」でした。完全にマーケティングに踊らされていますね。消費はこうやって成り立つんだ!と言うコトを身に染みて感じるのでありました。そして2021年の現在はAppleのマーケティングに踊らされないように、気をつけているところであります。