曲が好きなのは当然なのですが、何といってもバンドとしてのカッコよさ、様式美としてのカッコよさがあげられます。
そこで私はよく考えます。
「ポールの才能はそのままで、もし彼が右利きだったら歴史はどうなっていたのだろうか?」と。
1本のマイクで二人で分け合って歌う姿。左右対象になるのでネックがぶつからず、とてもスマートでクール。こんな感じです↓(似てない・・・)
そんなカッコいい姿も「もしポールの身長が低かったら」歴史はどうなっていたのでしょうか。オール阪神・巨人くらいの身長差だったら、1本のマイクをどうやって分け合っていたのでしょうか。
フロント3人全員が右利きで、身長もみんなバラバラで、でも曲のクオリティは同じ。
どうでしょうか。
あまり観たくないです。いや、ちょっと観てみたいかも。
いずれにしても天は彼らに、音楽以外にもビジュアルという才能も与えたのでしょうか。
今ではたくさんのライブシーンを映像で観ることができますが、私が好きなシーンは1963年マンチェスターでの♪Twist & Shoutです。有名なのでよく見かける映像ですが、しかしホントになんてカッコいいのでしょう(大改造!!劇的ビフォーアフター風)。年齢で言えば当時の彼らは20代前半ですか。あの貫禄、あり得ません。アンプもモニターも貧弱だった時代に、よくあそこまで!と思います。当時はゲネプロとかやっていたんですかね。特にリンゴなんかは、メンバーの歌や音もよく聞こえなかっただろうあの環境で、よく叩けるよなって思います。
ライブシーンと言えばこちらも有名、ルーフトップコンサート。この夏に上映される映画『Get Back』でも出てくると思いますが、これもこれで超絶カッコいい。初期の頃にはないベテラン感。寒そうだけど、楽勝で演っているあの感じ。ジョージのテレキャス、ジョンのカジノ、そしてステッカーが貼ってあるポールはヘフナー、リンゴのドラムはタム1個とシンバル1枚が増えており。いいですよね〜。斉藤和義『ずっと好きだった』のパロディーも好きです。
だんだんまとまりが無くなってきました。
要するにライブバンドとしてのビートルズがカッコよく、ポールのサウスポーに今でもシビれている!という話でした。映画『Get Back』が楽しみです。